access_time2019年10月7日
「長く住みたい」と思ってもらえる賃貸住宅
全国の賃貸住宅の空室率は増加傾向にあり、長期空室となる物件も増加の一途を辿っています。
リフォームをしたり、家賃を下げるなどの空室を埋める対策がクローズアップされがちですが、現在の入居者への対策を行うことによって、未然に空室になることを防ぐことができます。
今回は、空室対策ではなく、現入居者を「退去させない」対策について考えてみましょう。
長期で入居していたお部屋が退去すると下記のような損失が予想されます。
●家賃減額損失
入居当時と家賃相場が変わっていることがあり、同じ部屋でも収入が少なくなることがあります。
●リフォーム損失
古い設備を修繕したり、ニーズに合わせて交換したり、現状回復だけでは事足りないリフォームが必要になることがあります。
●設備投資損失
クリーニング費用などの現状回復費用は必ずかかります。
室内状況によっては数十万円の出費になることもあります。
●空室期間損失
退去してから実際に住み始めるまで、当然に収入がありません。
時期によっては空室期間が長期化してしまう危険性もあります。
更新してもらうための取り組みとして下記のような取り組みもあるようです。
●更新特典…水回りのクリーニングサービスなど
●壊れていなくても定期的に交換…クレーム防止
入居者に人気の人気設備ランキング2016(全国賃貸住宅新聞)
所有物件の現状と顧客ニーズを比較して如何ですか?すぐに実施できないものが多く、仮に実施しても退去リフォームと合わせると大きな出費になってしまいます。
空室対策だけでなく、現入居者に対しての退去防止対策を今一度見直しましょう。
そして空室対策がニーズに合った設備投資かどうかを確認しましょう。
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