access_time2019年10月7日
防犯対策で差をつける
日常生活の拠点である住宅を対象とした侵入・窃盗は、2018年に全国で年間31,505件発生しており、これは1日あたり約86件もの住宅が被害に遭っている計算になります。
今回は入居者様が安心して生活が出来るような防犯対策をご紹介致します。
侵入者の心理・行動
侵入者は下見を行うケースが多いと言われています。下見の結果、侵入した家を選んだ理由は下記の通り。
侵入者に「選ばれにくい物件」にするポイント
① 留守だと思われないようにする → 人の出入りを多く見せる。
◆宅配ボックス設置:宅配業者の出入りが増え、宅配業者を装った犯罪も減る。
◆カーテン設置 :空室中も含め、在宅している可能性を感じさせる事で侵入を抑制できる。
②侵入しにくい家にする → 「物理的」「心理的」に侵入しにくい工夫をする
【物理的】
◆防犯フィルム・防犯ガラス:侵入時5分以上かかるとあきらめるケースが多い。
◆オートロック設置:近年は生体認証付きのオートロック等、精度の高い商品もある。
◆電気錠設置:鍵穴が無くピッキングされづらい。外出先からも鍵をかけることが出来て鍵のかけ忘れを防ぐ。
【心理的】
◆浴室乾燥機を設置:下着類等を室内に干す事によって入居者情報を隠す。
◆照明を設置:隣近所からも見通しが良い状況を作ると、犯罪心理を抑制。
◆清掃:バルコニー等、柵を越えられるような台を無くし、清掃する。
③逃げにくい物件にする → 侵入した事がバレてしまいそうな心理をもたせる
◆防犯カメラの設置:設置する数や位置にもこだわると効果的。
エントランス、エレベーター、玄関扉、駐輪場等数か所の確認が出来るようにする他、モニターをエントランス等で確認出来るようにすると抑止力になる。
近年、オートロックや防犯カメラ等の防犯設備は基本設備となりつつありますが、効果的に
住宅侵入犯罪を防ぐ為には、侵入者の心理や行動を考えて対策を行う事が重要です。
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